栄妙子

今回はマンガの線の描き分けや、唐突すぎる展開の改善策等が述べられていましたが、これは小説にも共通すると思いました。 例えば主役級のキャラクターの描写と同じように緻密にエキストラを書かれると、誰が主人公で何の話をしているのかがわからなくなる小説を読んだ事がございました。 展開の突飛さを最初に持ってきて、後から落ち着いて状況を見て、ようやく何が起きたかを読者に伝える技法を、私はよく使いますので今後は注意します。 何より一番共感できた事は「ページ数を決めて作品をかき、いきなり本題に入る事」です。 これも小説に応用できそうです。 作中にも書かれていた「16ページ中8ページが主人公の説明」になっていた作品のように、肝心のストーリーよりもキャラクターの外見や特徴の説明に文字数を費やし、結局誰が何をやっていたのか忘れてしまう小説にも時々出会います。 個人的に読者は主人公の設定(When,Where)よりも、何を(What)何のために(Why)どうするのか(How)を知りたいと考えています。 アマチュアの意見で恐縮ですが、プロの方のご意見に通じる物を感じてコメント差し上げました。
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