雨天の不快感と陰鬱だった最初のイメージを、ラストで見事にひっくり返し、爽やかな読後感を与えてくれる名作です。 鉄道駅という舞台設定をこれだけ効果的に使い切る、その巧みな文章と構成の集約には目を見張るものがあります。 徳永英明さんの『レイニーブルー』(1986年)に載せて読みたい作品。
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わああ、レビューありがとうございます! 熊川さんに誉めていただけるなんて感激です! これからも頑張ります!
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