(分割コメントの続き↓) 例え自分と過ごした日々を知らなくても、生きたカルアに会うこと。自分が紅蓮魔神となることで、カルアの命を繋ぎ止めること。そして、未来の過去の自分がカルアと旅する道を残すこと。 それがカルアを失い、過去の世界に着いたクーロの最後の望みだった。 聖女は、クーロが未来の魔剣に意識の一部を喰われている事を知らない。過去の魔剣と、クーロの一部になっている未来の魔剣が戦い、クーロは全意識を使って自身の身体を制御し、過去の魔剣に自分を殺させた。 そして死に絶えた紅蓮魔神は、墓地に眠る。 過去の自分が、カルアと会う未来を残して。 ――と、思わせて、人間が聖剣になったように、魔剣に喰われた魔神のクーロもまた魔剣となっていた。棺の中に居るクーロの見た目は人の形だが、性質は魔剣。二千年の眠りから目覚めたカルアのように、クーロもまた、未来の世界で魔剣として目覚める。 未来のカルアは生きていた。ネージュも居る、皆がいる。棺の場所を教えたのはエムリオだった。カルアが生きる道を残し、聖女の魔剣に殺され、絶望し終わるはずだった彼の運命は 聖剣に並び立つ魔剣として、同時に、再び聖剣のカルアに心奪われた奴隷としても、それ以上にそんな関係を越えて、二千年を共に越えた二人としても。 彼らは未来に、生を謳歌するのだった。それが彼らのクロニクル (ここまで妄想) クロニクル(歴史を超える物語、年代記)的なイメージがあったので、時代を超えて生きるストーリーも最後にあるのでは!?的な妄想から、二巻を読み終えた時点でドキドキと。 そして三巻。全く違った方向で、寧ろ未来の世界でガチンコ勝負して決着をつける!というかんじだったので、ああ、そういう描き方もあったのか、と目から鱗でした。やっぱ熱さが違います。 自分の妄想だと、大部悲哀なストーリーになっちゃうので、剣クロとしてはミツバさんの進んだ道がまさに大正義だったと、読み終えて自分の妄想にうちひしがれましたwwwww
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間違えた、二千じゃなくて、確か千年でした(^-^;) ていうか真面目に妄想垂れ流してすみません(>_<)ストーリーとか考えると止まらなくなるたちで……本当にすみませんm(__)m そういえば千歳(ちとせ)って名前、名前じゃなしに普通に読んだら、「せんさい」という。これすら伏線だったのですか……
いやぁ、過去の未来編もやりたかったんですけれども、そこらへんまで回収しようとすると長くなるなーと思いまして にしても、寝太郎さんの考える物語は面白いですね!確かにそんな展開にしたら違う面白さが出てきたと思います 自分はどうも熱血主義で、そういう込み入ったストーリーは考えられないので羨ましいですww 千歳に関しては、あれは完全に偶然です。もともと千歳という名前は主人公用に考えていたものなんですが、やっぱりやめて代わりに姉の名前にしたんです で、転生ではなくタイムスリップだというオチをつけようと思った時に、千歳なんだし千年にしようと考えついた訳です。順序が逆なんですね(^^;;
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なるほど、そんな名前の付け方の裏話が……!まさかの逆順序wでも話にぴったりな名前になってますよね。その辺も凄いところ。 確かに未来も過去編もやるとなると、クーロが魔人以外の力を得る辺りで既にページ数もあるんで長くなりそうですものねf(^_^; まさしくその熱血が、ミツバさんの持ち味だと思います! 自分はどうにも、変に考えたくなる部分と、熱血が不完全燃焼になるような書き方ばかりになってしまうので、やっぱり書き手が違うと見えるものが違うんだなぁと実感する内容でした(^^)d ヴァレルシュタインが味方になったときのあの感じ、敵だと面倒だが味方になると頼もしいってので、思わずスクライド終盤

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