エマ

色鮮やかに咲き乱れる桜のように…… 鮮やかに歴史は繰り返される。 「……よぉ、兄貴……」 「やあ、まだ生きていたんだね」 蘇りし記憶は紅に染まり…… 封じた戦慄の記憶を呼び覚まし…… 「お前が……姫様を!!」 「昔と違ってね。僕は貴方に遅れは取りませんよ」 「姫様には指一本触れさせない!!」 「ごめん遊ばせ?こう見えても男なんでね。大切な姫を守りたいんだ」 主である姫の元に、十二天将は集まり…… 「私は……皆さんに傷付いて欲しくはありません!」 姫の運命も動き出す。

この投稿に対するコメントはありません