室 雛多

「ああ、僕は必ずこの物語を好きになる」と最初の一ページを読んだだけで、そう確信しました。 入り方が上手いと言いますか何と言いますか。取り敢えず『宣戦布告』では驚愕しました。遂にノルさんが青春物から離れ、超能力を司る絶対的集団と少女たちの対決を描くSF超大作に手を出したのかと戦慄きました。そうしたら『問題提起』でまさかのどんでん返し! 取り扱う題材を考えると、非常に巧みな導入だと思いました。『宣戦布告』を基盤に繰り広げられる女学生二人の会話。何だか悪魔の証明を彷彿とさせますね。見たことがないから超能力は〈ない〉という理論は成り立たず、〈ない〉を証明するのは不可能。科学が進歩すれば、いつかは〈ある〉を証明する。知らない事とは何とも不思議な物で、興味を惹かれる代物ですね。 長くなりました。この物語は一体どんな日常を描いていくのでしょうか。全然先を掴めない不思議なお話です。今後の展開に期待しております! 【PS】私が描いた絵が表紙として取り扱われており、にやにやが止まりません……っ! ありがとうございます!
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レビュー一番乗りありがとうございます。 素敵な表紙のおかげでテンション上げ上げです(*^▽^*)ゞ ボクもニヤニヤが止まりません!

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