七津

タデウシュ氏の登場、ページを捲る度にボヤける世界、ことの発端とは結局何であったのか、タデウシュ氏と出逢わなければ『あなた』は職務を全うすることが出来たのか、いや、それさえも決められていたことなのか、疑問はつきませんが、考えれば考える程に面白くなる作品だと感じました。 レビューを書くに辺りもう一度軽くですが読み直すハメになりました、内容に呑み込まれるあまりいつの間にか物語の序章がどんなものであったか忘れていました、読み直したら、こんな物語であったかと、不思議と初めて作品を読む様な新鮮さを錯覚させられました、この辺りにこの作品の本質、面白さがあるのだろうか。

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