よよよ

実はエブでBLカテの作品読むの、初めてなんです。 初めてがこの作品で良かった! のはらさんなら、どのカテで書いてもやってくれるだろうと、期待していたけれど。 やっぱりやってくれました! いやいや、期待を上回る素敵作品でした。 身体を重ねるシーンの、官能的な中にある危うさと切なさに、ページを繰る度にゾクゾクしました。 司の繊細な言動には、どうか貴方が壊れてしまわないでと、胸の前で手を組んで祈ってしまいました。 陽一が声を発したシーンは、涙が滲みました。 この物語の設定ですが、かなり重たいものだと思うんです。 にも関わらず、必要以上に重く感じさせず、決して軽くはなく、何故かどこかに爽やかさを感じるのは、もしかしたら男女ではなく、男同士だかなのかなあと、読了して感じた次第です。 またも素敵な作品をありがとうございました!
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