月光零式

『飲茶な日々 - 史上最強の哲学日記』というサイトで書かれていた事が確かにと思って、ちょっとお話ししようと思います。 その内容の詳細は詳しく書くには文字数が足りないんで、該当サイトの『マーク式感想による小説投稿サイトがあったらいいな』、『「描写するときは空気も一緒に」ってプロが言ってた』の記事を各自参照してください。小説を書くのであるなら、一読する価値はあると思います。 そこで書かれていることはプロとアマチュアの小説の根本的な違いというか、アマの小説にありがちな問題点の話で、その中身を見ると次々自分に当てはまって凄く恥ずかしくなってしまいました。 文章展開が下手。確かにアニメや漫画と違い、その表現の方法が文字というワンパターンしかない小説では、その文章展開を慎重にしていかないと読者にとっては説明不足になったり不適切になってしまうんですね。 特に作者はその先の展開を知っており、読者が知りえない情報を持っているため、油断すると頭の中で勝手に補完してしまうんですよね。それが描写不足や読者にとって不適切な表現になってしまうと。 そして空気を取り入れながら書く。キャラ同士の掛け合いだとそれは小説ではなく脚本である。これも読者にその作品のイメージを掴んでもらうには必要不可欠だと思います。 一時期、私も台本書きや掛け合いだけ書いて小説を書いたつもりになっていた時がありましたが、結局その書き方だと読者には舞台上で役者が台本を持ってただ単に互いに話し合っているようにしか見えないんですよね。要するに舞台稽古、台詞合わせの光景を見せられているような状態。 情景、行動、その場の雰囲気が伝わらない限り、何を読んでいるんだろうという風に感じてしまうという。 小説を書く上で面白い話を思いつくことは重要ですが面白い話をイメージしたとしてもアウトプットする時点でその大部分が失われるとしたらそれはとてももったいない。 とはいえ、そのサイトでも「情報の出し方」と「空気感を出すこと」さえ習得すればプロっぽい文章が書けるようになるらしいですが、残念ながらその壁を越える人はなかなかいないらしいです。 重要なのは他人に読んでもらい、どこかで読みづらい点などがあるかどうかを教えてもらうことだとか。あくまで自分自身が読んで書きなおす推敲とは違い、やはり他人に読んでもらうことが重要のようですね。 やはり文字数足りない。
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見てきましたが、舞台稽古ですか。それもそれで面白いですね。いっそ完全に舞台稽古という設定の作品を作るのもありな気がしました。
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あくまで舞台稽古は私の感じたイメージなんですが、内容はともかく舞台をイメージした小説も全然ありだと思います。 この場合での舞台稽古は表現の問題ですね。脚本は演じる本人が理解するためのもので、小説は言い換えれば演じる舞台そのものなので、両者は伝える相手が全く違うんですよね。そう考えると中々難しいものです。

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