海野眞卯

二人の年月もLipsも、本編大好きでした。 そのふたつの作品の番外編。本編の内容を補完しつつ、読み手をにやにやさせる素敵な短編集になってると思います。 ホントはもっともっと色々書けるんじゃないいの? 書いて欲しい。奈々子と敦志、千尋と純に再度のアンコール掛けたいくらいですが、余韻を楽しむくらいが、食事も読書もいいのかな、とも思うので、あとはこちらが勝手に紡ぎます。 ミルフィーユとかラストの和歌とか。 茉舞さんは何かを引用したり喩えたりするのが、すごく上手で、そしてセンスが素敵です。きっと心にいろいろ引き出し持ってる方なんだなあ、といつも感心します。 長い本編とこの番外編。楽しませてくれてありがとうございました。
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