蒼月

<続き> 仕方なくオレは歌に集中することにした。 後ろから抱えられてるから、すぐそばで声が聞こえる。 ――君が抱えてる悲しみが少しでも軽くなればそれでいい―― 歌の途中で、何だか無性に要の顔が見たくなって、またもぞもぞして振り返ると… 視界に入って来た世界に、オレは息を飲んだ。 見えるのは、 どこまでも広がる無限の空に瞬く星とお月さま。 それと、その優しい光と影に包まれた要だけ。 要の歌声は空に吸い込まれるように透明で、 ――いつか君をそこに連れていくよ―― 瞳はオレを優しく見守る月のよう。 その繊細な美しさにちょっとだけ胸がドキってしたから、オレは振り返るのをやめておとなしく歌を聴き続けた。 ――太陽の力を借りて白く輝いているお月様 同じように頼ってくれませんか―― 温かくて優しい光に包まれているような気がして、オレは要に背を預けると目を閉じた。 要はそれに応えるように、そっとオレを抱きしめ返した。 こんばんは! 遅くなりましたぁぁぁぁ((ジャンピング土下座! 愛されうーにゃーの蒼月です^^ 甘々にしてやんよ!と思っていたらなぜかよくわからないことに…(゚Д゚;) それから、今回ボカロのある曲をちょっと使わせていただいたのですが、アレ、これって著作権とかに引っかかる…?と思って、だめだったらどうしようかと不安になっているところです>< 残りの会長や由良兄は、本編のこの回(とある腐男子の回)が終わってしまいそうなのでお礼文では書かないかもですが、とりあえず3人、書き終えました!ありがとうございました^^

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