紫陽花

ビビり腐女子転生風紀委員長の勘違いBL *** 「おい、風紀」 な、なんでここにいるんでしょうか、この何様俺様生徒会長様は…… もうこいつ怖いからほんとやなんだよね。めっちゃ眉間にしわ寄せてるしイケメンだしイケメンだしイケメンだし。 王道だと生徒会と風紀は仲悪いっていうけどほんとだね! なんもしてないのに睨まれたり顔背けられたり……。 「なんだ」 「次の新入生歓迎会の出し物について会議する」 え、今ここで? いきなり? ここ風紀室のドアの前だけど……え、まさか俺のテリトリーにこいつ入るの? お前の弱味を探ってやるぜみたいな? ハッ……まさか腐男子くんから没収したR20くらいの腐向け本隠し持ってることがバレた……!? 「……っ、から! 明日の放課後生徒会室に来い!」 ほっ……なんだ、バレたわけじゃないのか。 ……いや待てよ、生徒会室……だと!? まさか集団リンチ……!? 全員で囲めば殺れるだろうって算段か……!? くっそ……ここは断るか 「っ、分かったか!?」 「……ああ、わかった」 断れませんデシタ。 だって怖いよこいつ怖いよ! なんか瞳孔開きそうな勢いだったもん! 明日死ぬか今死ぬか選べや! って顔してたもん!! 「! そうか! じゃあ明日」 言い逃げして消えた会長。 「……はあ」 取り敢えず明日、どうやって生き延びよう。 悩みに悩んだ俺は、副委員長に明日の事情を話した。 『えっ、生徒会室!?』 『私も行く!!』 副委員長の優しさに涙が出ました。 *** みたいな話を書きたい! 物凄く書きたい!! 愛されてるのに全く気付かない ほんとはビビりで腐ってる(というかそういう知識がある)のにめちゃくちゃクールでかっこいいと思われてる主人公が書きたい! だけど垣間見える素の所為でどっか可愛いよね! みたいな風になって総受けというか総愛されみたいな
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