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君の月の話
焔陽
2014/2/13 19:32
イベント参加ありがとうございます。 率直にということですので、感じたこと全てを書かせて頂きます。 まず最初に、概要に書かれた『12の世界を渡る』という設定に、『ジバクくん』や『十二国記』などを連想して読み始めました。 しかし、読み進めて行く内に、筆者のオリジナリティに富んだ世界観とストーリーにみるみる惹きつけられました。 また、描写も丁寧かつ適切で、頭の中に情景が容易に浮かびます。 ただ、難を上げますならば、登場人物が増えるに従って、視点がころころ変わるのが辛かったです。 地の文に心理描写も織り込んだスタイルですので、複数の登場人物の心理描写が入り交じると、突然感情移入していたキャラクターから引き剥がされた気分になりました。 キャラクターが個性的なため、誰の感情かは分かりますが、少しずつ違和感が溜まります。 各章ごとにその世界のメインキャラクターに視点を固定させ、アリスの存在を際立たせるか、終始アリス視点でメインキャラクターの悲哀を浮き彫りにするかの方が、より作品が深まります。 もしくは、夜月視点で最後まで、でしょうか。 せっかく読者がキャラクターに感情移入しやすい偽3人称ですから、キャラクター視点で謎を考えさせ、解き明かせるようストーリーを組んで、世界観にのめり込んでもらう方が良いと思いました。 “実はこういう裏設定や会話があったのだよ”というのを同じ章内で都度都度キャラクターの視点を変えて独白させ、真相をあっさりばらしてしまうと、さらっと感慨なく終わってしまいますから。 とても魅力的な作品で先が楽しみです。 これからも頑張って下さい。
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焔陽
2/13 21:50
コメントありがとうございます。 少しでもお役に立てたなら、幸いです。 こちらこそレビューさせて頂き、大変勉強になりました。 ありがとうございます。 続きを期待しています。 相互レビューもよろしくお願いします。
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焔陽
2/14 6:50
レビューありがとうございます。 やはり問題点はそこですよね。 テンポ良く話を進められるよう、精進したいと思います。 伝言板に書き込めなかったためこちらをお借りしました。 ありがとうございます。
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