紫陽花

《バレンタイン》 日「はあ……今年も疲れた……」 将「お前なあ、国語準備室を休憩所に使うなよ……」 日「なんだ、将吾先生何も言わないからてっきり良いのかと」 将「良いわけあるかっ」 日「前凪は入れてた癖に……ホストめ」 将「うっさい! 元だ元!」 日「ところで、先生も大変そうだな、処理」 将「いつの間にか然り気無く話題変えられてる……まあ、仕事の合間にでも美味しく頂くよ」 日「全部か? 太るぞ」 将「俺はどこの女子だ。大人は仕事で沢山頭使うから糖分が必要なんですー」 日「そういやバレンタインってさ、なんだっけ……バレンティン? かなんかが殺された日なんだろ?」 将「バレンティヌスな。バレンティンは健在だ」 日「それそれ。なんで殺されたの?」 将「確か……バレンティヌスはキリスト教の司祭で、ローマ? かどっかにいてな。そこでは兵士の結婚は認められてなかったんだと。なのに勝手に結婚させたから殺されたらしい」 日「へー……それは確かに愛の日っぽいっちゃぽいが……」 将「まあそれ以外もなんかあるみたいだが」 日「詳しいな国語教師」 将「気になって調べた。ウィキだけど」 日「そっか。二月十四日は先生、昔から大変だっただろ。ホストなんて」 将「まあなー……」 日「なんか思い出ないの?」 将「そうだなー…………あ」 日「なに?」 将「昔客に、あんたの所為で滅茶苦茶だってナイフ突き付けられたことあるわ、今日」 日「えっ、マジで!? 先生はなんて?」 将「え、んーと、ごめんなさい、何があったのかはわからないけど、俺で良いなら刺してもいいよって」 日「えっ!?」 将「そしたらその子泣き出しちゃって、ごめんなさいって。結局大丈夫だった」 日「先生も壮絶な人生したんだな」 将「まあ、ホストなんて職業だからな……嫌いじゃなかったけど」 愛のために指しちゃうぞ! これがほんとの殺し愛っ(嘘) ―――― 新しい概要 文字数が不安です(((゜Д゜;))) 最近(軽くだよ、軽く!)忘れてたひなちゃんと将吾先生で(笑) バレンタインネタ遅くてすいません!
1件

この投稿に対するコメントはありません