右川天斗

【続き】 つまるところ、序盤での描写による説明部分で、ちらほらと”納得”にいたらない場面が見受けられるということです。 SFファンタジーでなければ追求しませんが、何より”定義づけ”がしっかりしていないと、SFとして展開に無理が生じ、のちに詰まってしまう要因となりかねません。 世界観がシンプルなようで複雑なので、些細な違和感がのちに大きな溝として生じる可能性を懸念しています。 私がこの世界観で展開を考えるのなら、まずオールドマンは滅ぼしません。 奴隷として、労働力として、子どもたちの国を支えるための汚い役回りをおしつけます。 外交問題も先立って解決しておきます。子どもが大人を滅ぼした国を危険視しない諸外国はないでしょう。 自分たちも大人ですし、滅ばされる可能性が大いにありますから。 何より、自給自足が厳しい日本社会が、さらに細分化されて無法地帯となってしまうと、物資の輸入が現在以上に必要ですよね。 日本経済は間違いなくまわりません。 優れた知性があろうと、それを売れる相手がいませんから。 ビーム銃、いわゆる兵器開発が主だったとしても、世界は頻繁に戦争をしているわけではありませんし、例えばネオが先導して戦争ばかりの世界にする。 そして、死の商人として生計をたてている。という、経済状況なら納得なのですけど。 世界観の詳細をどこまで決められているのかはわかりませんが、近未来の日本を舞台にしていますので、より細かく突き詰める必要はあるかと感じました。
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なるほど、大変参考になります。外交問題は考えていたのですが、まだ記述は控えていました。 実は、外国でも同じようにネオが誕生しており、同じように混乱が起きています。これは最後の方で明らかにする予定でした。 これが最終的な解決方法に深く関係するのですが。外国とは今まで通り、"ネオ同士"の外交関係が続いています。 ネオにとって国の運営も戦争も全てゲーム感覚ですから、外交も楽しんでやってるわけです。 ネタばらしすると──最終的に、セツナはアメリカに喧嘩を売ります。 否が応でも日本を一つに纏めるために、世界一の大国に喧嘩を売って戦争を仕掛けるのです。 そして仲間達数人

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