Y-F

レビュー屋 Y-Fです。 "『おやすみなさい』のその前に…"読ませていただきました。 情景や心情の表現が豊かで、心地良く読むことができました。 特に序盤で、少女と旅人が触れ合うシーンは、とても雰囲気が良かったです。 『透き通った優しい声は、少女の心の奥まで響き渡りました。』 この表現だけで「おっ、この物語は、きちんと読んでみよう」という気にさせてくれます。 気になったのは、ニコルと少女(灯煌)が出会うシーン(P40)で、以下の表現です。 『眼に…光がなかった。』 これだと視力がないのか、と勘違いしてしまいます。 最初の少女って、実はこの子? と考えてしまいました。 全体的に涙を流すシーンが多く、作りすぎでは? という印象もありましたが。 登場人物は心優しく、ジワリと心に染みわたる、価値ある作品だと思います。

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