きゃま

黒蒼シリーズ短編集でもあり、緑灰スピンオフでもある本作品。 短編集のため趣を異とする作品が多いのに、他の黒蒼作品より強烈に訴えてくるメッセージ。 「生きろ」 「生きたい」 (私だけかもしれませんが...) 生きることをあきらめてはいけない、そのときは然から外れてしまうんだよ、と思わされることしばしば。 黒蒼シリーズを通して然を感じ、可能なら自分のものにしたい、そう思うのは私だけでしょうか? 本作品を読んで印象に残るのは「黄金律の男」「道」。 黄金律は...これは然の世界なのかな?シリーズ折々に出てくるものの、どうしてもよくわかりません(汗)。短編読むとさらにわからなくなるのが、不思議です。 道は伏線いっぱいの黒崎作品的展開。短編なのに、色も緑も鮮やかで読後感が秀逸です。 乾いた草のにおいと爽やかな風を感じる作品、少々血なまぐさい作品、かと思いきや「これぞ、日常!」な作品...。 黒崎ワールドのいろんな面をちらほら見て幸せな気分になれるのは全シリーズを読んだ読者の特権です(笑)。 「夜朱の扉」を読み直すか、次回作「LED」へ進むもよし、是非ご一読を! 補足:年齢制限作品は第一話の「兄と妹」ですので、ご注意を...。
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レビュと評価をありがとうございました🍀 やりたい放題満載で みなさん引くんじゃないかと 毎度の懸念に輪を掛けておりましたが(←しかも完結してないw)、 この様なレビュを頂くと 本当に安心致します^^ …「道」は 割りと気楽に書いたのですが…落とし穴が足首サイズで太股まで めり込んだ感?←矛盾w 「黄金律の男」は…、、、 作者がサイキを“善なる悪”としてみているからかもですね、個人的にww 我ながら 悪意しか感じません、サイキの扱いwww💣  

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