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NEXT・STAGE
ミナミ
2014/3/12 15:03
面白そうな内容なのですが、 説明文が多いように感じました。 最初のページこんな感じで、書けば読みやすいのではないでしょうか? 十分伝わると思います。 生意気ですみません。 ――――――――――― 世界各国の大企業が、更に巨大企業を目指すべく集まる世界一の大都市。 “ポリエス” 能力の基礎知識や発現について学ぶ学園都市としても有名で、能力開発を行なう科学地帯にも力をいれており、 経済的にも非常に潤いをみせているため、学生の授業料は免除、税金も軽減されていた。 有り難いことに、無能力者『Eランク』の集まる『リトクリーヴ高等学校』も例外ではなかった。 ― チャイムが一日の授業の終わりを告げた。 「明後日に課題を回収するからな」 先生の大きな声が教室に響いた。 生徒達はやっと帰れると、先生のそれがまるで他人事の様にバタバタと帰り支度を始める。 “ジュリウス・ウェイン”彼も、教科書を机の中に投げ入れると、必要な物だけを鞄に詰め込んだ。 「ジュリウス!」 後ろから声がし振り返ると、短い茶髪の前髪を止めているクラスメートの少女が、こちらに近づいて来た。 「どうした?」 ジュリウスは、綺麗な紫色の瞳で少女を一瞥すると、 「今日は予定オフ?」 と、覗き込むように首を傾げる彼女のYシャツからは、ピンク色のブラジャーが微かに透けて見えたが、特に気にもせず、グレーのズボンに着けた鎖を鳴らしながら身支度を終えた。 「空いている」 ジュリウスは金髪をかきあげながら、素っ気なく応える。 「いつものトコ行こうよ」 彼女は明るい声で微笑んだ。 「またゲーセンかよ。」 だらしなく下げた、学校指定の赤のネクタイを外した。 「いいじゃん♪」
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ミナミ