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(*・ωp弌q
(*・ωp弌q
2014/3/29 20:46
色々削除していたら、自分で忘れていたあれこれが新鮮でした(*^^*) 以下、内容(カテゴリBL注意) ――…浮上、する 『…ちょ』 誰かが 『…かい、…ちょ』 呼んでいる。 『会長!!!』 「………あ”…?」 誰か、に呼ばれた気がしたのに 「…どこ、……?」 誰も、いない。 ……それに 「………だ、れ…?…」 君、は…誰? (1ページ目) 「………ここが」 …俺の、学校、と言うやつか。 随分身軽になった気がする足でアスファルトを歩く。暑くもなく寒くもなく。ただ風が心地好い。 目の前にそびえるのは、聞いてはいたが予想外に。でかい。 まるで海外にある巨大な美術館のように洗練され、清潔に保たれた学園。 私立夜ノ森<ヨノモリ>学園。 話に聞く限り通うのは殆ど親が芸能関係、会社を運営する子息達ばかり通う全寮制の男子校らしい。 「………男子校、か」 同性しかいない生活はどんなものだろう…? 不安など感じた事はないはずなのに。 無意識に唇を舐めた。 (2ページ目) ――…しかし 「どう入れと…?」 無駄に時間を割くのは嫌いだ。さっさと事を進めよう。 そう思い、目の前の門に手を触れれば… …開かない。 その時点では別段に気にする事なく。備え付けの来客用であろうインターホンを押し、応答を待った。 …だが、インターホンから応答がある事はなかった。 もしや聞こえなかったかと数回続けてみたが結果は同じ。 「職務怠慢だな…」 入れなければ事が進まない。 参ったな。そう思いながらもゆったりと空を見上げた。
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