詠波-UTAHA-

レビューサークルより参りました♪ 処女作を完結させていることが、まず素晴らしいです。(ちなみに私は、処女作は完結していませんw) ストーリーも軽快で、私にとっては爽やかなラブストーリーで、さらっと読むことができました。 読んでいる小説を現実に重ねあわせるところなど、読ませる技術がある方だなあと思いました。 読後感もほんわかしていて、好きです♪ それでは、指摘などに入りたいと思います。 といいつつ、これは指摘ではなく単純に私の印象なのかな?と思った点を挙げさせてください。 なぜなら、この点が個人的に一番気になった部分だからです。 それは、図書館のおばあさん(司書さん)について、です。 実際の市立の図書館などでは、本を読まずにぶらぶらしている人っていうのは結構いるので、おしゃべりして騒いでいるならばいざ知らず、本を読んでいないフリをしているだけで追い出される、という状況に少し、違和感を覚えてしまいました。 また、図書館にいる人は他にもいるはずなのに、特に何も悪いことをしているわけでもない主人公がずっと観察されているところも気になりました。 「小さい図書館」というひとことで、人が少ない上にいつも来るので顔見知りである、ということを全部説明するのはちょっと無理があるような気がするので、ちょいちょいそういう補足説明を主人公のセリフの中などでもいいので示して頂けると、読者に優しいかなあと思いました。 いろいろと書きましたけれども、この私の意見は、人によっては「現実的すぎる! 小説なんだから、もっと自由に読みなYO!」っていう類いのものですので、あまり気になさらなくてもいいかとは思います(^-^) そんな細かいことは軽くはね返してしまうくらいの魅力が、この作品にはあります。これからもぜひ、素敵な小説をたくさん産みだしていってくださいね♪
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補足です。 指摘した点が、おばあさんから観察されている、という、主人公の妄想だったとしたら、つじつまが合いますね。 差し上げた指摘が単なる私の読解力不足でしたら、すみません。
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