品格と礼節の漂う文章に、女性特有の生活の知恵が伺えます。  それにそぐわない感想かもしれませんが、接吻を前提とする娼婦にとって、口臭は悩みの種だったと思います。其れを解消したジャスミン茶は、  舞台となる現代で、恋愛のおまじない、転じて、キューピッド役を務めており、忠実に飲んで来たヒロインに女性らしさも伺えました。
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本乃一頁さん 「茉莉花」へのレビューと評価、どうもありがとうございます。 こんなに高い評価で恐縮です。 この作品に関してはジャスミンの花のような香気ある文章を目指していたので、「品格と礼節の漂う文章」との評、本当に嬉しいです。 中国の娼妓にとってキスは一般的な愛撫ではなかったと思いますが、客と間近で接する以上、口臭はやはり大敵だったでしょうね。 ジャスミン茶は口臭を消してくれるばかりでなく、花の香気で女性の艶やかさを演出する有用な小道具でもあったはずです。 本編中でこの史実を持ち出したのは男性の側ですが、実行するのは女性側。 女性の知恵ではありますが、ある意味、そうすることで男性
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