おうぎ

リンチイベよりやって参りました。おうぎです。 よろしくお願いします。 自分棚上げでいきます。ご了承ください。 まず、私の読解力と好みのせいでしょうが、1度読んだだけでは何の話かわからず、物語にあまり引き込まれませんでした。 錬金術(魔術?)→歯車→庭園とアベル→ニナ の流れで、歯車が特に断片的になってしまい、一つの流れとして読むことができませんでした。 ファン小説が何かよくわからないのですが、きっと原作があり、その中のキャラの短編という位置づけなのかと思われます。 原作を知る人に対しての作品であるなら、この作品の流れは問題ないでしょう。ただ、初見さんに対してだと、前の方々とコメントは同様です。 次に文法に関して語ります。 まず、私は最近本を読んでいないため、文章を一文字一文字追っており、脳内における主体の切り替えも鈍足です。 そのため、読みづらいところがありました。 間違ってる訳ではないため、読み直すと違和感が消えるのですが、あえて書かせていただきます。 『くたびれたズボンのポケットに手をつっこみ、取り出されたのは、歯車を構成しているのと同じ石。』 前の文節の主体がアベルなため、『取り出された』の主体もアベルと勘違いしやすいです。実際は最後の石ですが、一文字ずつ読むと引っかかります。 『取り出す』に変えるか『取り出されたのは』の後の句点を外して石が主体の文節に組み込んだ方が読みやすいです。 『天賦の才とも言える錬金術の才能をただ芸術のためにだけに磨く。 そんなアベルを批判したり、いぶかしんだりする者はいても、理解してくれる者はひとりもいなかった。』 アベルの修飾が長かったので、こんな風に切ってみるのもありかと。 次に主語と述語、目的語ですが 『アベルは地上にいた頃にも、工房でニナの彫刻は習作で何度か製作したことがあった。』 これだと主語『ニナの彫刻』『は』、述語『製作した』とも読めてしまいます。『は』→『を』に変えて目的語を明確にしたり、『ニナの彫刻に関しては』と言葉を足してみるのもいいでしょう。 他、助詞に関して。 『足元に、錬成陣が光を散らす』より『足元で、錬成陣が光を散らす』の方がしっくりきます。 錬成陣と足元に距離があるなら『足元に』でしょうが、距離がほとんどないのであれば『足元で』でしょう。 続きます。
・1件
あとは既にコメントがあるもので、 『地下』より『下層部』がわかりやすいですね。 『ニナの体が封じた絶大な力』もコメント同様ですね。別の場所に力を封じているなら別ですが。 内容で気になったのは、 『ニナの魂と対話~ニナが嘆いていて心を痛める』 辺りで、対話というよりも、アベルはニナの気持ちを一方的に拾っているだけのような気がしました。 また、ニナは何に嘆いているのですか? 何に悲しんでいるのですか? そのまま読めば、強欲さでしょうか。 ですが、強欲さを嘆くならば、笑顔のニナの彫刻にどんな意味が生まれるのでしょう。 ニナが普通の少女として扱われることがなかったことに嘆いているならば、強欲さの

/1ページ

1件