市丸あや

作品拝読させていただきました。言葉の森の市丸です。 総評としては、小説と言うより主人公と言う人物を、ただ単調にモノローグで語っていくという印象でした。 冒頭は、主人公がおそらく宿敵である隣国の皇帝を倒し、その座についたと言う解釈で良いのでしょうか? 何だか厳粛な雰囲気を作るために、無理に難しい言い回しを使っていて、それが逆効果になっているような…ざっくばらんに言うなら、理解するまで少々苦労しました。 その後、特に人物の絡みもなく、ただただモノローグがダーッと続いて行き、カレンの母の死のくだりもあっさり処理されていて、カレンの悲愴さ、苦しみがあまり伝わって来なかったところがありました。 もう少し、一つ一つの出来事を物語にして、キャラクターの心を読み手に訴えかけるような描写を入れてみてはどうでしょう。 長々と上から目線失礼しました。 文章はよく書けてますので、後はしっかりキャラクターを動かしてあげてみてください。 では、頑張って下さい。

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