Ryo

皆サマ、お久しぶりデス(*・ω・)ノ いつも閲覧&栞応援&お星様を有り難うゴザイマス<(_ _)> なかなか 御礼に行けず申し訳ありません(T^T) 御礼には参上してませんが、皆サマの応援がアタクシの妄想の糧になっております。 そんな感謝の気持ちを込めて(?)、ちょとした零れ話をw 今日は「皆既月食」デス(北海道だけ…?)  ─月食─ 月が欠けていく様は不吉の兆しと言われていたそうです… 月食の光を浴びた者は命を落とす…なんて話も。 そんな宜しくない言われ方をする月食ですが、アタクシは案外好きデス(*^_^*) 何も考えず、あの月の満ち欠けをボーッと眺めてるのが好き。 夜には姿を現す筈のない太陽の悪戯みたいでw という事で、そんな太陽の悪戯を『胡蝶』夫婦に見せてあげましょう( ´艸`) ただの親バカと思って頂ければ幸いデス<(_ _)> ◆◆ 日輪ノ悪戯 ◆◆ 「あ…!」 久し振りに月を眺めながら紫煙を棚引かせていれば月が欠け始めた。 私の間抜けな声に反応する歳さん。 「どうした、艷香?」 「ん~、月食が始まったなぁ…ってね。」 「ハァ?月食だとッ!?」 何かに慌てたらしい歳さんは、私の頭から羽織を被せ部屋の中に入れようとする。 「ちょッ…何!?」 「馬鹿!テメェ、知らねぇのか? 月食の月の光は碌なモンじゃねぇんだよ!」 歳さんの言ってる意味が分からず首を傾げれば… 「はぁ~。テメェは何も知らねぇのかよ。 あの光は、人を冥府に連れて行っちまうんだよ。」 私の身体はギュッと抱き締められる。 「……。」 う~ん… コレは言うべき? 言うべき……だよね。 私は頭から被せられていた羽織をずらし、歳さんの頭にも被せてあげる。 「……歳さんの方が思いっきり浴びてるよ?」 クスリと笑って見上げれば、バツが悪そうに顔を逸らす彼が 妙に可愛らしく見える。 「歳さんって、変な所で迷信深いよね?」 「煩ぇ…」 「大丈夫だよ? 月食って、月が太陽の影に隠れるだけなんだから。」 「何だ、そりゃ? 夜に太陽なんか可笑しいだろうが。」 「だから、偶にしか起きないんでしょ? 夜は月の世界だけど、太陽だって月が恋しいんじゃない? 太陽と月は対の存在だもん。逆は日食だよ?」 「互いになかなか逢えねぇから悪戯するってか? ……迷惑な話だな。 」 そう言って、悪戯っぽく口付ける貴方も充分困りますよ? 羽織で隠れてるから……いいけどね。 ◇◇ 完 ◇◇
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キャー\(//∇//)\ 土方さんかっこいい\(//∇//)\ そうか、今日皆既日食かあ知らんかったww 良い話をありがとう~
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