ナナヤシキ

【姫騎士様と喧嘩屋魔術師】 ある所にお姫様がおりました。 それはもう負けん気が強いお姫様で、何でも一番でなければ気が済まない御方です。 どこか無鉄砲で向こう見ずなところもありますが、宮廷での礼儀作法はもちろんのこと、剣の腕は誰も敵う者がいないほど強く、そして何より可愛いので民衆からの人気も高い。 いつの間にやらお姫様は王国騎士団を率いるようになりました。 「こんな国にいられるか!私は出奔させていただきます!」 「姫ーっ!?」 が、しかしある日お姫様は家出、もとい国出しました。 当人以外に理由の分からぬ流浪の旅に出て数日後、お姫様は隣接する小国で一人の男と出会います。 「俺は喧嘩屋魔術師!金さえ貰えば相手が誰だろうと喧嘩ふっかけてぶっ潰してやんよ!」 荒くれ者の少年は“喧嘩屋”と名乗る、およそ魔術師らしからぬ魔術師でした。 お姫様は「こいつだ!」と直感しました。 とりあえず前金として持ち出した金貨の山を渡して言いました。 「一緒にあの国を潰しましょう!」 「マジか」 さすがの喧嘩屋も動揺しましたが金に目が眩んだので了承しました。 こうして姫騎士様と喧嘩屋魔術師の旅は始まります。 さてさて結果は? お姫様はどうして国出したのか? 何で魔術師なのに喧嘩屋? 様々な疑問が渦巻く物語はどう終着するのでしょうか。 「この国潰しに帰ってきました!」 「姫ーっ!?」 【姫騎士様と喧嘩屋魔術師】 ここまでノリで書いたので公開はしません(半ギレ)

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