たいやき

死んでしまった人に、 死なないで欲しかったことを伝える方法って 本当にこの広い世界といえど無いんですよね。 漫画とか食べ物とか、あぁこれ好きそうだって ついふと教えたくなって『今度会ったとき』が もう二度と、これから先絶対に訪れない現実に 何回も何回も切り裂かれて。笑った顔とか声を 懐かしいなんてまだ思いたくないのに。 近藤晴彦は仮名ですが、彼は亡くなりました。 血も戸籍も繋がってませんが、もの凄く大切で 大好きで特別で仲良しな、私の自慢の兄です。 突然のことでした。起きて下さいと揺すぶって いやだと叫んで、娘ちゃんやお嫁さんや家族と なんどもなんども泣いて頼んでも、少し笑った 顔で眠ったまま、冷たくなってしまいました。 今後作品更新するか未定なのでご報告まで。

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