第一話読ませて頂きました。 最初の星座の話でグイと引き込まれ、その後のエネルギー問題の話で思わず頷かされて、世界結婚法で中々面白いなと感じ、核心となるイーターの討論では、フィクションであるということを一時忘れて、今まさに現実問題として起こっているかのような感覚で読んでいました。 こりゃあ凄い。下手な戦闘シーンなんかよりよっぽどエキサイティングです。 正直に言えば、臨界プラズマのあたりは完全には理解しきれなかったんですが、これは私の脳みその皺が少ないことが原因でしょう(笑)。 それでも、難しい話を解りやすくするための工夫が威力を発揮しています。 まずテレビの中で司会者が視聴者に解るように上手くナビゲートする。それを聞いて視聴者である翔太が納得して呟く。そして翔太の呟きが今度は読者のナビゲーターになる。非常に考えられた構成になっていると思います。このツークッションが読者に凄く優しい。内容的には物凄いハードSFなのに、その硬さを良い意味で和らげている。こういう手法も有るのだなぁと唸りました。 エブリスタの中核を成す若年層はどちらかと言うと世界結婚法の方に興味が行くかも知れないけれど、私は断然イーターの方に興味を引かれました。 でも、この二つはいずれ物語のどこかで交わるのでしょうね。それはわかります。でもどう言う交わり方をするのかがわからない。星座の話の前の狭間と柏原の会話も後半から終盤で展開されるドラマへの伏線なのでしょうね。 うーん、続きが非常に気になる。 読みたいけど有料だ…… 悩む(笑)
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好意的なレビューを、ありがとうございます。m(__)m 仰る通り、イーター建造への問題提起が本筋です。 現実にフランスの地において進行中です。日本とフランスが主導的に進めているのです。 既に四菱重工がダイバータパーツ(炉壁)を受注・製作中です。 主要七か国で協定書に調印された為に、仮に考え直して日本が抜けたとしてもプロジェクトは進行してしまいます。 しかし、核融合発電炉は実現性が低く、リスクが大きい。 これを訴える為に、人間の物語として構築し、狭間の人生と、翔太とみくを配した訳です。 仰る通り、硬いテーマですので、これを飽きさせずに読んで頂く為に、どう書くか? その構成に工夫
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おお! 無料で読めるのですか! これは有難い。 私にとっては大変な朗報です。 急かせるつもりは有りませんが、続きが早く読みたいです(^^)
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