廃人やね

高山「あぁ!そこ僕の特等席なんだけどなぁ」 その男子はまるで下手な演技をしているようにニヤけていちゃもんをつけてきた。 見た目は白髪で目は垂れていてで口元は常に笑っていそうな雰囲気な学ラン男だった。 特に学ランという部分が気になった。うちの高校はブレザーだから何故こいつは学ランなのだろうと思ったが、まあ実際どうでもよかった。 鹿角「あぁ悪い。すぐ退くよ」 パッと見さっきの転校生よりは人畜無害そうな雰囲気であったため、いちゃもんをつけてきた事に疑問を持ったが、そんなものアテにならないので俺はすぐ立ち去ろうとした。 高山「いや退かなくていいよ。代わりに僕とコミュニケーションをとろうよ!」 鹿角「………」 前言撤回。変な奴だった。

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