廃人やね

鹿角「……ちょうど良かった。俺も誰かと話したかった所だったんだ。助かるよ」 高山「おっ、奇遇だね。僕たち気が合うのかもね」 そう言うと学ラン男はおぼんに乗せている掛け蕎麦の上に生クリームと七味唐辛子が乗った意味深な物に手をつけた。 鹿角「……それ、美味いか?」 高山「意外にイケるよ。特に生クリームと七味唐辛子がとてもマッチしている」 蕎麦には合わないようだ。 鹿角「そういえばお前学ランだけどなんで?」 高山「むしろ君はなんでブレザー着てるの?」 鹿角「は?」 高山「だって他の皆は学ラン着ているのになんで君だけブレザー着ているのかさっきから疑問だったんだけどね」 俺は椅子から立ち上がり周りを見渡す。 たが周りの生徒は皆ブレザーだった。

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