廃人やね

「おはようカヅピー。なんか食べるの?」 高山だった。何故俺の事をカヅピーと呼ぶのかは不問にするとして、何故ここにいる? 「朝食なら既に自宅で済ませてきたよ。お前は何か食うのか?」 「いや、僕はただの寄り道だよ。これといって何も無いけど」 「そうか。まあゆっくりしていけよ。誰もいないから椅子でベッドを作れるぜ」 「それも魅力的だが、僕としては君とコミュニケーションを取った方が有意義かな」 「俺も高く見られたみたいだが、俺は一般人に近いただの学生だぜ?」 「僕がこの学校に来て最初に会話した相手だしね。そりゃお高く見るよ」 「そりゃ光栄だな」

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