山之内創山

インテリの、ぽーじいさん猫は、駐車場の、境に立つ、柿ノ木の、寝ごごちのよい、枝分かれの、谷間で、横になって、ふるびた新聞を、マイペースで、よみふけっている。仲間の猫のなかで、一番年老いているので、やることなすことが、遅いが、ここ一番の、場面になると、ぼそぼそ何かを言う。それが的を得ているので、何だかんだ言われながらも、仲間から一目おかれている。

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