Ha-Ha-Ha

今日は楽しい資源回収! 地域の人と一緒に町を回る 集めるものは 新聞紙 アルミ缶 ダンボール 牛乳パック 雑誌類 茶色の一升ビン(その他のビンは不可) 「資源回収やってま~す! ご協力お願いしま~す!」 そんな感じで回り粗方終わったというところで 「お!資源回収かい、若いの!頑張ってるね! ちょいと待ってな。たしかアルミ缶が…」 庭の方から俺の声を聞きつけたのか元気なオバサンが家の中まで取りにいむてくれた 数分後 「ほら!沢山たまってたよ!」 オバサンが持ってきたのは大きな紙袋が五つ ちらりと中を見るとどれもビールの缶が 「随分沢山飲むんですね。旦那さんが?」 「いやいや、主人も飲むけど大体が私が飲んだんだよ」 なんと! このオバサン見かけによらず酒豪なのか そう考え、 「ご協力ありがとうございました!」 「はいはい。若いのは元気が一番だね!」 それを最後に資源回収を終了した それから今度は資源の仕分けを開始した 粗方片付けていくとふとさっきの紙袋を思いだし中身を出してみた すると… 「…何だこれは?」 目の前には少量のビールのアルミ缶 そして大量のコーヒーの『スチール缶』だった 紙袋を見たときは全てビールのアルミ缶が入っていたように見えた だがそれは表面だけでそのしたには大量のコーヒー缶 資源回収の予告は前々からしてあってその中にスチール缶は回収不可の旨を書いてあった つまりこれは故意的に行われたということ… 「…あのクソババア、やりやがった」 ご老人にここまで殺意を覚えたのは始めてかもしれない ※老人は労りましょう!

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