千古不易

ベストレビュアーズから参りました。主観的評価になる事を先に謝らせて頂きます。 では早速。要望は読後の余韻を損なわないか、でしたね。 蓮華が印象を強くさせていますが、後半唐突に現れたので惜しいと感じましたね。彼女との会話を少し前に組み込み、最後にまた復唱するような形で使うとより色濃くなるのではないか、そう私は思いますね。 私が思うに、頁が少な過ぎたんじゃないでしょうか。読後の余韻の引きが早い。主人公の境遇と彼女の境遇に成る程と思った時に物語が終わったので、本音を言えば物足りなさがあります。 蓮を使用した理由等を考えたり、分からない事に思いを馳せれましたが一押し足りない。 文章に付いては、句読点の打ち方でそう魅せるかと納得しましたね。 かなり個人的な引っ掛かりは、蓮が生息する条件下じゃない筈なのに何故蓮があるのか、です。解釈の方法で比喩と捉えましたので些細な疑問です。これは単なる疑問ですのでお気になさらず。不愉快にさせて仕舞ったのでしたら誠に申し訳ありません。 感想として。全体的に淡く纏められており、ホラーだと言う先入観から彼女の誘いに乗った主人公に後ろめたい事柄が待ち受けている、なんて私は構えたんですが。身構えた折りに純粋な彼女と主人公に私めの心の汚さを自覚させられましたね。 純粋であり、皮肉を感じます。 ああ、なんだか久し振りで変なレビューになりました。 レビューさせて頂き有り難う御座います。中々に楽しく読ませて頂きました。ただ一つ難を上げるなら引きに持ち込むのを焦ったような気がする点ですね。 改めて、失礼無礼非礼の三拍子、誠に申し開きもありません。有り難う御座います。

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