弭田

雪月花、それぞれのテーマのところで 別のテーマのことまで慈しむという詩集 一篇一篇が独立した3つの短編小説のような詩集 すべて月はただ下を照らしていて まるでスポットライトのような存在であるよう その共通した役割こそが この詩集をまとめあげていると感じます 雪の詩での花の擬人化、うつくしいです 春の花と冬の雪というすれ違いの憧憬 月は春も冬もそれぞれに花と雪を照らしながら 何を思ったのかなと思い馳せる、趣深さ 月の、愛する人を花のように思い その儚さ、尊さ、それを思いきり手に入れたいのに どうにか大切にしたいと葛藤する吸血鬼(?)の姿 とても人間味があってすきです 花での出だしの「こんな顔は見ないで」が 一瞬直前の吸血鬼の彼に重なって ぎゅっと胸が切なくなりました 励ましの言葉があたたかったです 乱雑な、また、大遅刻になったことをお詫びして レビューを終わらせていただきたく思います すてきな詩集をありがとうございました!
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弭田さん、こんばんは♪ 素敵なレビューありがとうございます! 全ての詩で、月が照らしていてスポットライトの役割で繋げているところ。また、花の“こんな顔は見ないで”が月の吸血鬼の気持ちと重なって…。本当だ!そう言われてみるとそうですね♪私自身、そこはあまり意識していなかったので新たな発見\(^o^)/
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