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柴田家の「カイコ」と題名を見て、読む前は「蚕」だと思ってたのですがまさか「階子」だとは! イベントテーマを見過ごしていた訳ですが、この可愛らしくもいじましい階段は素敵です。家に欲しい。 ウキウキほのぼのと読ませて頂きましたが、「考える階段」とはいえ階段は階段だし、考えた事を伝える方法はギシギシ言うだけなので、話を膨らませるのにかなり苦労したのではないかと、そんな事を考えてしまう程度に話の山が見られず、読みやすく続きがあれば読むだろうなとは思うのですが、サラリと読んで忘れてしまう軽さがありました。 ここから始まるホームドラマはありだと思うので、短編にするのがもったいないネタをあえて短編でって流れはありだと思うのですが(私もそんなネタを短編にするのが好きなので)、短編として成立させるためには、やはりオチとひねりがあって、「続きはどこ!?その前の物語はどこ!?」と言わせるのが長編ネタを短編にする意義だと思っています。 ひねりは「カイコ」に充分にあるので、いかに山とオチを作るかなのですが、いっそ妹の友人のエピソードをはぶいて、出会いのエピソードをもう少しドラマチックに書いても良かったかなと思います。 や、構成やら他のネタやらを必死で考えようとしてしまうくらい「カイコ」は魅力的なキャラとして映ってます。 ちなみに私が考えようとしていたエピソードは、カイコを嫌っていた母が、実は皆が学校や会社に行ってる間、カイコにオヤツを持って行ったり、愚痴を聞いてもらっているのが発覚するという物語です。 家の外には行けないけれど、家の中で個々の悩みの受け皿になったり、カイコのわがままに振り回されたり、そんなドラマが読了後に読者に湧いて「続きはどこ!?」と自然に言って貰えるキャラ作りはバッチリ出来ていると思います。 多分、長編や中編では気にならない構成だと思いますが、短編を書く際は構成に気を使うと、もっと面白く読めると思います! 多少あっさりですが、読みやすく書いてある事が迷いなく頭に入ってきて、良い文章だと思います。これからも魅力的なキャラをどんどん生み出してください! どちらかと言うと、ガッツリプロットを練って物語を作るよりもキャラが勝手に動き出すまで世界を作って、物語を追うタイプな気がするので。 頑張ってください!応援します!
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レビューありがとうございます。 なるほど、話に起伏がないというのは実は僕自信も感じていたことで、やはり読者視点でもそう感じますか。 これはどうにかしたいですね。 この話はカイコのキャラが肝で、周りはカイコに振り回されながらもカイコのことを嫌いになれない、そんなキャラを目指していたので、その部分を褒めていただいて素直に嬉しいです。 その他にもいろいろと参考になるレビューをしていただいて、本当にありがとうございます。 とてもためになりました。 これから改善できることは改善していきたいと思います。 因みにプロットを練るタイプではないというのは、全くその通りで、この話もカイコのキャラだけ考えて
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や(*´∀`)私もちびっこん時に落ち込んだ時は階段の途中に座って、飼い猫に慰めてもらってた事を思い出して、カイコは猫より不自由だけど自由だなぁとほこほこしてました! 私は書くのは短編派なのですが、エピソード、順番、オチ(場合によっては2段オチ)、そして決め台詞を大事にしてます。 個々のエピソード自体はかなり良かったので、演出方法と決め台詞ですかね!

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