三石メガネ

これもホラー…… 私が想像する『ホラー』とは一味違う、なんとも美しい世界でした。 短歌には暗いのですが、どの作品も美しく怖く、作者様が狙ったであろう『リュウコさん』のイメージそのものであるような気がしました。 よほどの力量がないと、こうは行かないよなぁ……すごいなぁ……と読みながら思いました。 確かにホラーなのですが、言葉のひとつひとつが綺麗で、妙に世界が心地良かったです。 ずっとこの世界に浸っていたいような。 ガラス細工のような、美しくも危険な作品でした。

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