ハヤマ

日本人で魔法的能力もある鍵の守護者、透流(とうる)。復活の兆しを見せる冥界王の封印を強固なものにするため試みるも、それに必要な七つ目の鍵は異世界(魔界)にあり、その世界へは転生という形で入り込むしかない。 そして転生した先では意識が胎中からあるというのがまず面白い。体は幼児でも精神年齢17才なので、それを隠しながらの生活、立場上力も隠さなければならない生活、ピンチの時は隠した力を使えばいいという話ではないのでその辺りの機転がまた読んでいて面白い。心躍る。 始めはまだ幼少期の話なのにこんなに長いのか、というげんなり感がありましたが、読み進めて行くうちにそんな思いはなくなりました。軽いノリの一人称もテンポ良く読めて良い。 そして話の流れはもちろん、そこに登場するキャラクターたちの魅力的なこと!読むスピードが増し、完全にこのお話のファンになってしまいました。そのくらいオススメです!
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貴重なレビューをありがとうございます。自分で書いた奴についたレビューじゃないくらい素敵です。

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