【コメント】

歌姫と勇者の末裔

イベ主催者翡翠しおんです。では早速レビューさせていただきますね！まずは、最初に修正掛ける前には必ず自分で読み直してください。作品の個性は作者の個性。レビュー提供者の意向に合わせる必要はありません。参考として戴き、自らの手で作者が作品をよりよくするのが、主催者の願いです。さて、ではまずキャラクターです。主人公たちの年齢層が、見えません。掃除云々の話と、出て来る会話の流れから私は勝手に小学生程度の年齢と受け取っていました。ですが、実際はもう少し上……でしょうか？はっきりとは伝わりませんでした。というのも、会話が低年齢っぽいんですね。（特にロゼット側）でも戦闘とかしてしまう。バランスが悪い印象です。地の文も少ないですね。一人称なので心理描写に特化するのはよくある事ですが、それにしても、背景に何も見えません。ファンタジーは異質な世界観を描くので、多少なりとも『異質感』を出せないとあまり意味がないかと思います。それはとても勿体ない事です。続いて一人称で物語が始まっていますので、カイリとフローラの登場は、最初から名前を出していた方が自然です。このままだと、まるで知らない人の中にいるようです。あるいはきっぱりと３人称へ変えるかですね。いずれにせよ、一人称で名前を最初から出すのはおかしいことではありません。むしろ知り合いなのに名前を出さない方が違和感があります。最後に、いまいち物語に流れが見えません。序盤も序盤、ということなら別問題ですが、勇者探してどうするの？という印象です。何かもっと含みを持たせると、次のページをめくる楽しみが生まれると思いますよ。一文一文は悪くないのですが、全体としてみると印象が薄いです。ほわっとした雰囲気だけで終わってしまいそうで勿体ないです。あと、最後に３回も間違ってましたので、勘違いしてらっしゃるかもしれないのでお伝えしておきます。護衛『謙』召使いではなく護衛『兼』召使です。兼ねる、ですね。文字数も限界が近づいてきましたのでこれで終わりとさせていただきます。また何かあればご連絡くださいませ。では。これからも良い作品を生み出してください。

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