翡翠しおん

イベント主催者 翡翠しおんです。 星評価希望とのことでしたので、星評価させていただきました。 今回は「全般的な面白さ」と「小説として読めるか」の二点からの評価としました。 全般的な内容は、分かりやすく、しかしどこか非日常という設定で面白いと思います。 ただ、その設定を生かし切れていないのが「小説としての基礎」部分です。 まずは名前ですね。 望夢、凛奈、葉樫……全て読み方が分かりません。いえ、何となくは分かるんですよ。ただ、実際にどう読むのかは読者に一任されている気がします。望夢は後から会話で出てくるから良いのですが……最初に()を利用してフリガナを明記したほうが親切ですね。特に一般的じゃない名前は。 それから、句読点です。 …………のあとは通常の「。」で大丈夫です。それと、「…」は通常偶数個並べて使います。 一文の中にほとんど読点がないのも気になります。長くなると、息継ぎできない状態になっていますので。 加えて背景が真っ白なのが気になります。主人公目線なのでそれほど大量に必要なわけではないのですが、空気が伝わってこないので。もう少し音やにおいなど主観的な情報でもいいので加えたほうが小説らしくなります。 一人称ではそれがとても難しいのですが、会話だけで乗り切ろうとしているような気がするので。 小説は台詞と地の文が揃って綺麗になると思いますので。 場面変更も唐突に訪れてしまってますね。コンビニから自宅まで逃げ帰ったのが一瞬です。逃げないといけないという緊迫感があってもいいと思うのですが、テレポート状態なので、あっさりと過ぎています。寿司屋の場面も然り。 物語を焦って展開する必要はありませんよ。締切があるわけではないのですから。書きたいシーンを定めて、あとはそこへ肉付けすれば問題なく進められると思います。 時には、不要な場面を切り捨てることも必要ですから。 一度全体を見直してみると、ゴールを明確化できますので、たまには振り返ってみることをお勧めします。 長々とレビューしましたが、ご参考程度に受け止めてください。 レビュー通りにやる必要はありません。 自分が納得いくように、楽しい作品を書けるのが一番いいと思いますので! また何かありましたらご連絡ください。 それでは今後も、お互い頑張りましょう(*^^*)

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