翡翠しおん

イベント主催者 翡翠しおんです。 早速レビューをさせていただきますね! 詩のような書き方が素敵な作品ですね。 柔らかい言葉で、静かに物語が進む。そんな雰囲気です。 ただ、視点変更が少し多すぎる気がしますね。 気付けば誰かと代わっているので、今誰視点か見失うことが多々あります。 あえて一人に絞って書いてみたり、あるいは三人称で書いてみたほうが混乱を抑えることは出来ると思います。 時系列ごとにそのキャラクターの想いが分かる必要性はありません。 逆に、『今こう思ってる』だけで『昔はこうだった』という描写が一切ないので頭には残りにくいのが勿体ないと思います。 それでも4人の視点を描きたいというのであれば、視点変更時の先頭に「誰視点」かの明記が必要になりそうです。 ほぼ時間軸に沿って進んでいる物語に感じますので、たまにはこの辺りの話のときは、このキャラ一本で行こうという思いきりも必要かもしれませんね。 それから全体的なストーリーの流れですね。 間諜の疑いをかけられた時の話ですが、唐突に疑われて唐突に侍女が自害してますね。 最初からそういう可能性はあると、予想することはできました。 ただ、それをどうしてもしなければならなかった、というところまで持っていかないと何だか『何にも考えないで言われた事だけをやってる』ように感じます。 夫婦として連れ添いたいという思いがありながら、間諜をするということには矛盾を感じました。前者なら、絶対にやらないという強い意志を持つべきでしょうし、間諜するならばまだそこまでの想いもないと思います。 しかも侍女の死がどれくらい後を引くかと言えば、さらりと流されていますので。 ここはキーとなる話だと思いましたので、厳しい意見を述べさせていただきました。 とまぁ、ここまで長々書いてきましたが、全て参考程度に受け止めてください。 最後まで物語を作るのは作者です。 自分が納得いく作品を書くことが一番いいと思いますので。 文字も限界が迫って参りましたので、これで失礼させていただきます。 また何かありましたらご連絡ください。 お互い良い作品を作れるよう頑張りましょう(*^^*)

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