NBjr

遅くなりましたが、完結おめでとうございます。そしてお疲れさまでした。 1ヶ月で全11話を書き上げてしまった作者様の腕力に脱帽です。 ミラクルを感じました。 そして作品もミラクルです。 解決の糸口がまったく見えない事件に巻き込まれた主人公は、砂漠の中にたった1人放り出されて、小さなオアシスを探せと見知らぬ誰かに命令された感がありました。 一体どこへ主人公は進んで行くのだろう。 読みはじめに、不安を覚えたほどです。 けれども違った。魅力的な協力者に支えられた主人公は、複雑に絡まり合う謎をときながら、目的を遂げるために力強く前進する。 そして事件の真相と、解決しなくてはならなかったであろう自分の想いにたどり着く。 回を重ねるごとに、話は厚みを増して行きます。 首を長くして更新を待ちました。 有意義な時間をありがとうございました。 作品に込められたテーマ、メッセージは沢山あると思いますが、それを考えるのは不粋のような気がしますから作品そのものを味わうことにしました。 そして悲しい傷を持った登場人物たちが、これから少しでも幸せに暮らして行くことを望んでやみません。 しばらくして、また読み返そうと思いました。
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