朱華

まず、流れるような言葉に感銘しました。 切なく、激しく、そして純愛。 クラウスの狂気とも言える思いを、48番目の妻はどう受け止めたのか…。 愛だと思ったのか、生への欲求かと思ったのか…。 それは、読者に委ねられるのですが、この表現が秀逸でした。 また、真のラストがほっこりさせてます。 この素敵な物語を書いたのが実はサークルのマスコットキャラあわしっしーだったとは! あわしっしーが、おなのこしっしーの為に書き上げた小説。 それが『48人のマリオネット』だったとは。 流石です。 あわ踊り夏イベらしい作品です。 また、表紙にもこっそりあわしっしー&おなのこしっしーが隠れてて読者に探す楽しみを与えてくれた絵師ひなたさんの技術力には脱帽です。 皆さんは、何匹のあわしっしー&おなのこしっしーを見つけられたでしょうか? しかもあわしっしー達が、クラウス達を邪魔してなくさりげなく背景に居る素晴らしさ。 表紙で楽しみ、小説はそれを超える魅せる内容。 是非、皆さんも読んでるかワールドに浸ってください。(★)
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