きゃま

シリーズが進むにつれ、何となく読みやすくなる本作品。エアンとダルシアが草原に根を張りゆく様と、草原の生活が爽やかな風とともに心地よいです。 おそらく本作品、キャラ設定を知らない方、黒崎節を知らない方でも存分に楽しめる、不器用なそれでいて優しい恋愛小説です。是非、愛することの幸せと愛される幸せを感じて欲しい、そんなほっこりした気持ちになりました。 こんな想いを抱ける相手と廻り合いたい、と『本気』で思います。 そんな相手とのキスは濡れ場よりもエロティックでドキドキさせられること受け合いです(笑)。 以下、完全にネタバレ的、超私見です。 … ……。 本小説、非常に理不尽な理由で離縁した男、ティールが、欠けた何かに焦がれて前妻を略奪にいきます。 普通に考えたら、愚か者な訳なんですが…、彼は前妻の心がすでに別の男に向いていることを悟ります。自分が失ったものの大きさをしり、最大限の誠意を示すのです。その瞬間の葛藤でただのわがままな男は『イイ男』に一皮むけるのです。 この下りが私にはとても切なく、人間の成長を見る貴重な場面でした。 徹底的な悪党はいない、改めることができる、過ちは正すことはできなくても対話の大切さをしる、そんな黒崎ワールドの優しさに心が温まりました。 そんな視点こみで読んでいただけると、深みがますんじゃないかと…と、そっと書き添えさせていただきます(*´-`)。
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レビュと評価を毎度ありがとうございます(*´ω`*) レビュ内の「根を張りゆく」くだり、非常に嬉しく拝見しました(*´∀`) 二人に相応しい描写ですね、何だか目から鱗です←ぉぃ作者ww いや。文章って「イヤラシイ」んですよね、実際w← 画なら1つで済むキスシーンも、顔が近付く経緯や 感情の敬意も著さなきゃならんからwww だからなるべく素直に書く様にしてまry ティールの件は、、、やはりよくある話で。 避けるであろう話題に敢えてブチ当たってみました。 どの作品にも通して言いたいコトですが、読者様が感じて下さったが正解です(*´ω`*) ありがとうございました♪

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