年越し煎餅

信仰心と科学 日本人は古来から八百万神を信仰して来た。 歴史家が仏教を一般的に浸透させたのは、飛鳥時代の天武天皇の詔によってと言い、これを境に日本人は獣(四つ足)は食べないと言われている。 それは仏教が肉食を戒律として禁止した為だ。 ※鳥は四つ足ではないので食べていた。 しかし平安時代になり真言宗の開祖である弘法大師空海と天台宗の開祖である伝教大師最澄は、民衆へ密教を広める為に八百万神と密仏教を習合させた。 これはそれだけ日本人が神道を信仰していた為である。 と、なれば日本の民衆は、仏教の戒律に縛られることなく、肉食であったであろう。 兎を羽と数えるのは、肉食でなかった証拠だと言うが。 これは江戸時代末期の14代将軍の徳川家茂へ滋養のある兎肉を食べさせる為であり、それが起源となっただけを多く歴史小説を執筆した某作家が唱えたことが間違って常識化した。 戦前、日本にソ連から共産主義が入り、同時に個人崇拝も入ったが、ソ連にはロシア正教が信仰していた為に信仰の否定はなかった。 しかし戦後の日本は中国からの共産主義に感化された者が多く。 また知識人が多かった為に神々への信仰否定が広まった。 特に神々の信仰否定は若年層に広がり、知識人が科学的と唱えた為に 科学=信仰の否定 とされている。 神々の存在と言われても多くの人々は身近に感じないものだ。 しかし欧州では、神学あり中世から神の存在を問われてきた。 その神の存在でよく言われるのが愛情である。 愛情であれば身近に感じられるものであり、神々と同じ性質である。 ならば、科学的に愛情を証明出来るだろうか? 科学では、愛情を脳波が作り出す幻想だと言う。 日本人は科学的なものが好きなので、日本人には愛情がなく脳波が作り出す幻想だけがあることになる。 恋人を愛するのも子どもを愛するのも全ては勘違いなのだ。 しかしこれだけはハッキリと言えるものがある。 愛し合って結婚をした夫婦の生活は、愛情ではなく夫が感じる妻への恐怖心であると。
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まるで未来のイヴですな
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