眞淋

完結おめでとうございます。 完結を機に、書籍の方も読ませて頂きました。 個人的にはどんなにベタだろうと、フィクションの世界ならではのハッピーエンドを期待したかったところですが、この作品の軸となっている『月』と『夜』の儚く静かなイメージでのラスト、これはこれで良かったのかな?とも思います。 そして、書籍版のラスト。素直に良かったです。 エピローグに出てくる凛くんの年齢設定の違いも、両方のラストを生かす絶妙な設定で。 「だから、俺、『売り』はやらないって言っただろ」 このセリフも使う場面が違うだけでこんなにも印象が変わるものなのだな、と、作者様のセンスに脱帽です。 こちらのラストが消化不良だ、と仰る方には是非書籍の方も手に取って頂きたいと思いました。 新作、早速拝読しています。 無理せず、引き続き素晴らしい作品を書いていって下さい。楽しみに待っています。

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