柴谷 潤

たしかによくある設定だと思いつつ、「先生と生徒」「年の差」という大好きなキーワードに惹かれて読み始めました。 読みすすめると、佐野先生の過去とそのトラウマから抜け出せず立ち止まってしまう姿に悲しみ、また、純粋でまっすぐだから、その先生の心をゆっくりと溶かしていく実咲子の物語は、全然よくある話ではありませんでした。 先生がただの俺様キャラじゃなく、悩んだり苦しんだりしながら、せつなく実咲子を見つめるところが、とても素敵でした。 良い作品に出会えて良かったです。 ありがとうございました。
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