同心円

どこぞで名詞の「はなし」を「話し」と書いていたのを「話」に修正したことに対してのコメントに、 「話し」でも一応合っていると思います。 というのがあったのを見つけた。 こういうのを見ると、小学生の頃のその人が悪いのか先生が悪いのかと悩む。 一応という言葉を使うなら逆で、正しくは「一応間違っている」だろうな。辞書を開けば誰でもわかることだが、今のルール上名詞の「はなし」は「話」と書くのが正しく、「話し」と書くのは間違いである。 辞書も見ずに勘違いした理由として考えられるのは、その人の小学校教育で環境か態度のどちらかが悪かったか、アマチュアの文章(小説に限らない)に触れ過ぎて刷り込まれたか、というところだろうか。 プロの校正は本人も含め何度も何度も繰り返し行われているらしい。それでもすり抜けることさえある。本一冊の校正はそのくらい難しいのだろう。 何にせよ文章を書くならその校正は、特に誤字脱字はアマチュアとして200%(書く時間の二倍時間をかけるという意味で)チェックしてから表に出したいものである。

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