雪風

作品、読ませてもらいました。 王道の学園モノながら女性が主人公ということで少し珍しく思いましたが、まったく抵抗なく読むことができました。 内容も王道らしく、学園内の対抗試合や武器・使い魔の授業などの要素がちゃんと組み込まれていて、安定した面白さがあったと思います。 しかしながら同時に、この手の王道学園ファンタジーにありがちな不満点もしっかりあり残念でした。 箇条書きになりますが、以下は特に気なる不満点です。 【1】 序盤に世界観や魔法・属性・武器・概念など多くの設定を詰め込みすぎて、設定を読んでいるような気分になる。 特に、設定を説明する場面は改行が少なく文章が詰まりすぎていて読みにくかったです。 【2】 上記の設定に分量が割かれ、キャラクターの容姿や使い魔がどのような姿かの描写が不足している。 特に、王道だからこそ力を入れるべき使い魔や武器の描写は、もう少し頑張って欲しかったです。 【3】 序盤にキャラクターが多く登場しすぎる。 使い魔の存在を含めると、やはり少し多いように感じました。 ――と、こんなところでしょうか。 対応策としては、よく知られているような事ではありますが、情報(設定)は一気に書いてしまわず小出しにして、その分を背景描写や心理描写などに回すとよいでしょう。 すでに200ページを超えていて加筆修正は難しいかと思いますが、少しでも今後の参考になればと思います。 執筆頑張ってください。
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コメントありがとうございます。白銀の魔導師を読んでくれてありがとうございます。 確かに書いてて、相手が読むと読みにくいなと思ったり、描写が少ない部分があるなと自分でも思い始めてます。 なるべくこの世界観を崩さないで、少しずつ足りない部分を書き加えたりして、時間がある時に加筆修正していきたいなと思います。 貴重なコメントありがとうございました。

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