小説サイトによく見られる 作者の友人作家達を出した身内受け系小説であり 俺は一切関わってない外部の作家なので あくまで怪獣マニアとしてのレビュー タイトルは初代ゴジラのアメリカ編集版の怪獣王ゴジラ 冒頭のエピタフは今年公開された新アメリカ版GODZILLA しかし内容はゴジラモスラキングギドラ大怪獣総攻撃ですね 元のゴジラ映画と友人作家達に敬意を払い 怪獣の迫力描写と作家性によるパロディが両立されており 両方に流れる奥深いテーマも融合しているし 東宝映画の中でもマイナーなあの怪獣も護国三聖獣的な存在にしているのは 興行第一なオリジナルでも中々実現出来ない アマチュア小説ならではの魅力である 単なる身内受けやパロディには留まらない 小説としての完成度の高い作品でした 強いて難点を挙げると怪獣や作家そのもののパロディだけでない 防衛軍の兵器はレーザー戦車や戦闘機でなく メーサー殺獣光線車やスーパーX等の人気強力兵器のパロディにして欲しかったですね 怪獣が暫く未出現だった未来の架空の国とは言え日本の延長だし 作者は東宝特撮に詳しい様だから尚更惜しい
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