鳴海条

タイトルの作品紹介を読まずに見たので、最後まで理解出来無かった。 ロイコクロリディウムは一応知ってはいたけど、お母さんの目が飛び出た辺りで頭をよぎったが「まさかな…」と思い留まった自分をぶん殴ってやりたい。 人間には寄生しない虫だし、ではランドセルは殻の事で、雪ちゃんとお母さんは擬人化したカタツムリだったのか? と考えを巡らせた自分の頭の硬さを恥ずかしく思う。 他の人達のレビューを読んで人間に寄生したロイコクロリディウムだったのだ(良いじゃないか文学なのだし!)と思い直した。 百合作品企画なので、1ページ目から母娘の過度なイチャイチャ展開を期待したのだが、十目18さんがそんな普通なものを書く訳なかった(予め気づけよ俺!)と痛烈に後悔した。 私は虫や軟体動物などを気持ち悪いと思ってしまう人間なので正直、読んでみて引いてしまっているが、良い物は良い!!p(´⌒`q) 読後感想です。 母と娘の温度差、気持ちの行き違いなどがむず痒く、もどかしくも読んでいて微笑ましい。 雪ちゃんの看病の様子や台詞が面白く可愛らしいです。 「メガ進化!」(目が進化?)には爆笑しました。 短い中にも、どんでん返しなど読み手の意表を突く工夫がされており素晴らしかったです(>_<)
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