K・つきひと

眩いばかりの拍手と喝采に包まれつつ素敵な物語は幕を閉じてしまった。ああ~、凄く寂しい…。 でも最後の最後で、冒頭から理沙が求めていた『ごく普通の高校生活』が得られたようで、ほっこりと心を温めつつ微笑ましく眺めていました。 でも『普通の高校生活』って一口に簡単に言うけど、同じ目標に向かって邁進し、そして励まし合い、苦楽を共に出来る仲間達に囲まれて過ごせる環境ってなかなか手に入らないと思うのです。 きっとお金持ちが何億円つぎ込んでも手に入らない『宝物』をこの学園で手に入れた理沙。彼女の選択肢はきっと正しかったのだと思われます。 途中躓いたって大丈夫。だって彼女の側にはいつもこの世で一番頼りになる執事がついていますから。 細かく考えられたお話の設定、そして読み応えもあり、かと言ってけっして重くもなく、最初から最後まで楽しめる読後感最高の作品でした。 祠さん、ありがとうございます♪
3件・1件
つきひとさん♪ 愛のあるレビューをありがとうございました。 物語の執筆って、書いているときは自分の『好き』をなんとか形にしたくて夢中なのですが、終わってみると、僕が書いた物語は本当に面白かったのか? って、いつも不安です。 その、身がちぎれそうなほどの闇の中に射す、このような心のこもったレビューは、確かに太陽よりも眩しくて、暖かい『光』です。 次回作へと続く、道しるべです。 僕の書いた物語が心に残っていただけたようで嬉しいです。 いつもは、雑談にまぎれてしまってなかなか言えませんですが、改めまして、ありがとうございました。

/1ページ

1件